私達の研究室は金属の製錬法の開発を目的とした研究室です。研究のテーマに沿って以下の2つのグループに分けられています。
★ハイドログループ(河原教授)
ハイドログループの名前はhydrometallurgy(湿式製錬法)を略したものです。これは金属を含んだ試料を溶液で溶かし、得られた溶液から目的とする金属を単体として取り出すと言う製錬法です。Zn、Cu、Ni、Co、Pb、Au、Agなどの金属を目的として、溶液中で行う金属のリサイクルと思っていただければ間違いないと思います。
★EPMグループ(小塚准教授)
金属製錬プロセスでは、装置における溶融金属のハンドリング、凝固界面での溶融金属の挙動が製品の性質に重大な影響を与えます。溶融金属は電気伝導性流体であり、電流や磁場の印加により、挙動、波動などの制御が可能です。これを利用して、新しい材料プロセッシングを開発する研究分野がEPMです。