本研究室では、独自に有限要素法の部分を含めて結晶塑性有限要素法の開発を行っています。ベースとなる手法は極めて標準的な速度依存型結晶塑性構成式(Peirce et al., Acta Metall., 31 (1983) 1951)に基づくものですが、独自開発のメンテナンス性を活かして、双晶モデルの導入、非シュミット則の導入、GN転位の導入、格子ひずみの出力など色々と拡張しています。対象とする材料も、入力ファイルですべり系を指定できるようにしていますので、直方晶などマニアックな結晶構造であっても対応可能です。
研究室外の研究者に使用して頂くことにも積極的ですので、もし興味を持たれている方は、是非、眞山までご相談頂ければと思います。