研究概要

本研究室では,環境保全の観点から様々な環境に耐える、もしくは環境と調和した金属材料の創製を目指すという共通目標を掲げ、軽量金属構造材料として注目されているMg合金に関する研究を進めています。

Mg合金は、実用金属中で最軽量です。そのため、輸送機器の軽量化の切り札として期待されており、国内外で、高速列車や航空機の構造材料として適用するマグネシウム合金の研究を行なっています。また、人体に必須の元素であるため生体親和性が高く、生体吸収性医療機器へ適用する研究も盛んに行われています。このように様々な分野での利用が期待されているマグネシウム合金ですが、マグネシウム合金は、低い強度、低い耐食性、低い発火温度といった克服すべき課題が存在します。本研究室では、こうしたマグネシウム合金の課題の克服、特性の向上、プロセス研究・開発などを行なっており、学問探究に加え、その成果の積極的な公表・発信を心掛けています。

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2020年5月24日
軽金属学会第138回春期大会にて、10件の発表を行いました。
2020年5月22日
河村教授が第18回軽金属功績賞を受賞しました。
2020年4月1日
新B4が配属されました。