院試情報 Graduate school

大学院紹介

!! 院進学希望者向けパンフレット『物質材料工学教育プログラム2023』が出来ました !!

熊本大学大学院自然科学教育部 材料・応用化学専攻 物質材料工学教育プログラム(博士前期課程)および工学専攻 物質材料工学教育プログラム(博士後期課程)では、物質の構造、物理的・化学的性質、力学特性等をナノからマクロにわたり幅広い視野で探索し、先端材料の創製、特性評価、生産加工プロセス及びリサイクル等について研究を行っています。特に、各研究分野の連携により材料開発に関する国際水準レベルでの高い研究・教育を行っています。当専攻への入学を希望される方は、研究室教員に直接ご連絡ください。また当専攻は、他大学(高等専門学校専攻科を含む)、他分野に幅広く門戸を開いています。

大学院入試情報

令和6年度 博士前期課程 材料・応用化学専攻 物質材料工学教育プログラムにおける入試の実施について

令和6年度入試(2024年4月入学)は以下の通り実施します。
詳細は令和6年度学生募集要項でご確認下さい。
問い合わせ先:材料・応用化学専攻 物質材料工学教育プログラム 事務室 (電話 096-342-3681)

推薦入試

試験日:令和5年7月1日(土)
出願期間:令和5年5月24日(水)~ 5月30日(火) 17時必着(郵送のみ受付)
募集人員:28名程度
選抜方法:試験の成績及び提出書類を総合して判定します。
試験内容:口述試験(専門科目、卒業研究、入学後の研究計画、志望動機などに ついての試問)
詳細は,学生募集要項をご確認下さい。

一般入試

試験日:令和5年8月18日(金)(学力試験・面接)
出願期間:令和5年7月19日(水)~ 7月25日(火)17時必着(郵送のみ受付)
募集人員:90名(材料・応用化学専攻全体)
選抜方法:試験の成績及び提出書類を総合して判定します。
学力試験の内容は下表のとおりです。
詳細は,学生募集要項をご確認下さい。

試験科目 実施方法・出題範囲
英語
スコア(原本)提出による評価
博士前期課程一般入試では、英語科目において外部英語試験(TOEIC® Listening & Reading Test, TOEFL®-iBT)を利用します。出願時に入学試験初日から起算して過去2年以内に受験したスコア(原本)を提出してください。
スコアとは、TOEFL®のOfficial Score Certificate(公式 スコア票)もしくはExaminee Score Record(受験者用控えスコア票)をいいます。団体特別受験制度のスコア(TOEFL®-ITP, TOEIC®-IP)は利用できません。
詳細は,学生募集要項をご確認下さい。
専門科目

必須問題として数学基礎を1題,専門選択問題として物理/応用物理分野、化学/応用化学分野、材料力学/構造力学分野、材料工学分野から1題を選択して計2題を解答。(試験時間は1時間)

各科目の出題範囲
  科目 内容
必須問題 数学基礎 微分積分、線形代数
専門選択問題 物理/応用物理分野 原子の構造、固体の構造、格子振動、金属の電子物性、半導体物性
化学/応用化学分野 熱力学基礎、量子化学基礎、化学反応論基礎、電気化学基礎
材料力学/構造力学分野 応力とひずみ、はりの変形、トラス構造、応力変換、熱応力
材料工学分野 結晶、結晶回折、材料組織、状態図、材料の変形、材料の強度、転位
過去の入試問題

大学院入試制度変更のご案内

過去問は、以下のアドレスをクリックして、ダウンロードしてください。(転載不可)

社会人入試

試験日:令和5年8月18日(金)
出願期間:令和5年7月19日(水)~ 7月25日(火) 17時必着(郵送のみ受付)
募集人員:若干名
選抜方法:口述試験及び提出書類を総合して判定します。口述試験は、職務内容 調書及び研究(希望)計画書等について行います。
詳細は,学生募集要項をご確認下さい。

在学生からのメッセージ

丹羽 侑希(自然科学教育部工学専攻 物質材料工学教育プログラム 博士後期課程1年)

材料工学は、私達の暮らしを支える基盤となる学問です。高専時代、研究を進めていく過程で、材料の性質は肉眼では見えないミクロ組織に依存していることを知りました。現在は、材料の性能向上を目的として、熊大のオリジナル技術であるマイクロ材料試験を使って研究を行っています。マイクロ材料試験は、人の髪の毛よりも細いわずか20 µm(0.020 mm)の超微小試験片について引張特性や疲労特性などの様々な力学特性を計測する試験法であり、得られた成果は世界中から注目されています。熊大院材料は、他学科出身でも学び・研究できる環境が整っています。ぜひ、あなたも熊大院材料に進学してみませんか。